Mini Photo Garden-旅の空
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海のむこうへ
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ボラカイ島
どこまでも続く白い砂浜と遠浅の美しい海を持つ島。
舗装された道もなく、車が一台もないのどかな島。
島巡りをしたり、シュノーケリングしたり、
バナナボートに乗ったり、
野外ディスコの椰子の木の下で踊ったり
のんびりするヒマもなく 南の島でのバカンスは過ぎていった。
旅のはじまりは、
荘厳なる空と海のシンフォニー。
島へ渡るボートは
金色に染められた海と空の間を進む。
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まるでまばゆい光の中を泳いでいるみたい。
こんなに美しい夕焼けは
生まれてはじめてみた。
夕焼けの美しさに酔いしれている間に
ボートは夕闇につつまれた
島の砂浜へたどりつく。
砂浜にとめられたボートからは
ズボンの裾をひざまで上げて
直接水の中に足を下ろす。
ぬるい水と砂の感触を素足で感じた瞬間から、
島でのゴキゲンな休日ははじまった。
南の島で出会った犬や猫。
旅人の食卓のそばで
つぶらな瞳でじぃーっと見つめ、おすそわけをねだる。
人に飼われてるのではなく、
人とともに暮らしてる南の島のいきものたちは、
すきなときに眠り、すきなときに食べ、
常夏のゆったりとした時間のなかで、生きている。
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青く透き通った海。
惜しげもなく降りそそぐ太陽の光は、
水底の白い砂と珊瑚礁をくっきりと映し出す。
一年中夏ということ。
宝石のような海を見て暮らすということ。
美しい夕焼けを毎日眺めるということ。
それはきっと、極上の幸せ。
Click!
必死でお休みをとること。
ほんの数日だけ、宝石のような海をながめること。
そして何年も、常夏の島での数日を覚えているということ。
それも、極上の幸せ。
私がこの島で手に入れた、幸せ。
ボラカイ島
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海のむこうへ
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